延暦寺、日吉大社の門前町
坂本比叡山口駅は京阪電車全駅の中で、一番北に位置しています。1997(平成9)年の穴太駅~坂本駅間の複線化工事とともに現在の駅舎に生まれ変わりました。2000(平成12)年に、京阪電車では宇治駅とともに、第1回近畿の駅百選に選ばれました。
坂本一帯は延暦寺や日吉大社の門前町で、中世には京都への中継地として栄えました。いたるところで「穴太積み」と呼ばれる美しい石垣を見ることができます。西に10分ほど歩くと、日本一長い坂本ケーブルのケーブル坂本駅があります。2018年3月17日に「坂本」から現在の駅名になりました。