沿線おでかけ情報
牛若丸や天狗など、神秘的で伝説のある鞍馬山。鞍馬寺はケーブルカーを使っても参拝できるが、散策気分で四季折々の風景を楽しみながら境内を歩くコースも人気。鞍馬駅周辺には、名物の和菓子などを味わえる店が軒を連ねる。
鑑真(がんじん)和上の高弟・鑑禎(がんちょう)上人が770年に毘沙門天を本尊として安置した鞍馬弘教の総本山。境内の霊宝殿には国宝の毘沙門天像など、様々な寺宝が奉安展示される。少年期の源義経(牛若丸)が天狗とともに修行した地と言われ、本殿裏から奥の院への山道に牛若丸の遺跡がある。
拝観時間 |
9:00~16:15
※霊宝殿は16:00まで |
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休館日 |
無休 ※霊宝殿は火曜(祝日は翌日) |
拝観料
(愛山費) |
高校生以上500円 ※霊宝殿入館は別途200円が必要 |
住所 |
京都市左京区鞍馬本町1074 Googleマップで見る |
TEL | 075-741-2003 |
アクセス |
叡山電車鞍馬駅下車 北へすぐ(仁王門)、
本殿までは徒歩約30分、 またはケーブル多宝塔駅下車 徒歩約10分 |
URL | https://www.kuramadera.or.jp/ |
本殿の金堂には、千手観音菩薩・毘沙門天王・護法魔王尊がまつられている
鎌倉時代の仏師・湛慶(たんけい)作と伝わる仁王尊像が安置される仁王門に向かう石段脇には木々が生い茂り、春夏は新緑に包まれる
本殿金堂前の金剛床は、宇宙のエネルギーを感じることができると言われるパワースポットとして人気
金堂前は比叡山がきれいに見渡せる最高のビューポイント。四季折々の景色を楽しめる
鞍馬寺では狛犬ではなく虎。虎は御本尊の一尊でもある毘沙門天の使いの神獣で鞍馬寺では大切にされている
古くは皇室の守り神として京都御所内でまつられた神社。境内には樹齢約800年のご神木「大杉さん」のほか、子供を抱いている姿の狛犬があり、子授け・安産の神様として知られる。
拝観料
(愛山費) |
無料 ※鞍馬寺の愛山費が必要 |
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住所 |
京都市左京区鞍馬本町1073 Googleマップで見る |
TEL | 075-741-1670 |
アクセス | 叡山電車鞍馬駅下車 北へ徒歩約10分 |
URL | http://www.yukijinjya.jp/ |
鞍馬に遷移されたのが940年。本殿と拝殿は豊臣秀頼によって再建された
樹齢約800年の御神木の大杉さんは京都市の天然記念物に指定されている
天狗のキーホルダーの中におみくじが入った「天狗みくじ/500円」
様々な願い事を叶えてくれる「大杉さん願い叶う御守/1,000円」
鞍馬駅のそばにある和菓子店。名物は義経が鞍馬寺に預けられていたという史実にちなんだ牛若餅。こしあんを包み込んだ栃の実の風味がポイントのやわらかな餅はファンも多い。ほかに神虎(しんこ)餅や蓬(よもぎ)だんごなども販売。
営業時間 | 9:30~16:00 ※時間変更の場合あり |
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定休日 | 水曜(祝日を除く) ※ほか不定休あり |
住所 |
京都市左京区鞍馬本町235 Googleマップで見る |
TEL | 075-741-2045 |
アクセス | 叡山電車鞍馬駅下車 北へすぐ |
店頭で和菓子を販売。おうすセットなどはイートインでも楽しめる
やわらかな餅とこしあんが特徴の「牛若餅/1個・140円」。写真はイートインの「おうすセット/630円」
「蓬だんご/1個・140円」。中はつぶあんで上品な蓬の香りときなこの香りの組み合わせが楽しめる
もっちりとした「神虎餅/1個・140円」。茶色の神虎餅は、ニッキ(シナモン)が練り込まれていて、煎茶によく合う
ほどよい甘さ。あんこが入っていない「蓬餅/1個・230円」。きなこ砂糖をかけて食べるのもおすすめ
鞍馬寺が目の前という絶好のロケーションで、季節を問わず多くの観光客が訪れる家庭的なそば処。毎日打つ二八そばやうどん、丼などの食事メニューのほか、ぜんざいやまんじゅうなどの甘味も好評。
営業時間 | 9:30頃~16:30頃 |
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定休日 | 不定休 |
住所 |
京都市左京区鞍馬本町246 Googleマップで見る |
TEL | 075-741-2257 |
アクセス | 叡山電車鞍馬駅下車 北東へ徒歩約2分 |
鞍馬寺の仁王門まで1分ほど
「心天狗そば/980円」。二八蕎麦に大根おろし、ミョウガ、青ネギ、きざみのり、天かすといったたっぷりの薬味をトッピングしている。力強いつゆとも好相性
注文が入ってから1つずつ作る「おにぎり/1個・160円」。梅や木の芽のほか、かつお、ちりめん、葉とうがらしの5種類を用意。そばやうどんと一緒に食べたい
店内の奥に座敷があり、落ち着いた雰囲気のなかで食事を楽しめる。グループでの利用におすすめ
二八そばが付いた「ふわふわとり天丼/1,700円」。しっかりしたタレの天丼には、シイタケやインゲンなどの天ぷらものる
鞍馬寺の仁王門前にある精進料理店。「花精進膳」や「くらま山精進膳」といった精進料理が味わえる。寺伝統の精進膳には麦ごはん、山芋とろろ汁、白和え、胡麻豆腐、こんにゃくのさしみなどの滋味深い料理がズラリ。そばや甘味もあり春~秋は特ににぎわう。
営業時間 | 9:00~18:00(L.O.17:30) |
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定休日 | 火曜(祝日を除く) |
住所 |
京都市左京区鞍馬本町1074 Googleマップで見る |
TEL | 075-741-2848 |
アクセス | 叡山電車鞍馬駅下車 北へすぐ |
URL | https://www.yoshuji.com/menu |
鞍馬寺の仁王門のすぐそば、木々に囲まれた趣ある建物
「雲珠(うず)そば/1,100円」は7種類の薬味が大きな特徴。ツユは動物性の食材を避けるためシイタケがベースになっている
お手軽に精進料理が味わえることから人気の「花精進膳/2,200円」。麦ごはんのプチプチとした食感も心地いい
ほどよい甘みに癒やされる「栗ぜんざい(温)/800円」は自家製の焼き餅と甘栗が入る。夏期限定で(冷)も登場
囲炉裏があり、天井の梁や照明などまで民芸調で統一された店内。窓に囲まれ、明るく開放感がある
鞍馬を代表する佃煮の専門店。鞍馬をはじめ、奈良や和歌山などの厳選した山椒の葉と実と、天然の利尻昆布にこだわって作られる自家製の「木の芽煮(きのめだき)」は鞍馬みやげのスタンダードとなっている。定番に加えて、季節の佃煮も充実。鞍馬を訪れるたびに購入するという常連ファンも多い。
営業時間 | 10:00~16:00 |
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定休日 | 水曜 |
住所 |
京都市左京区鞍馬本町447 Googleマップで見る |
TEL | 075-741-1121 |
アクセス | 叡山電車鞍馬駅下車 南東へ徒歩約8分 |
URL | https://www.kuramatsujii.jp/ |
鞍馬駅から北東へ向かう鞍馬街道沿い。店舗近くの工房で佃煮を炊く
3種類をブレンドした醤油で、利尻昆布、山椒の実と葉を炊いて細かくきざんだ「木の芽煮/(83g)540円」
良質の小麦淡白(京生麩のもと)を京佃煮風に山椒の実と煮た「精進麩しぐれ・雲珠桜(うずざくら)/90g・648円」
白焼きにした国産のうなぎを秘伝のたれと山椒の風味で煮上げた「うなぎの山椒煮/1,836円」はごはんにピッタリ
店内には、定番や季節のおすすめなど常時約20種類の佃煮をラインアップ。春夏は竹の子やアユなどの佃煮が並ぶ
創業時は宿屋として栄え、現在は参拝客のおなかを満たす、創業100年を超える鞍馬駅前のお食事処。きつねや月見、鶏なんばなど常時それぞれ15種類以上のそば&うどんをそろえる。店主がこだわるのはカツオなど数種類の節をブレンドした濃密な旨味のだし。夏期は冷やしの山かけや山菜が登場する。
営業時間 | 9:30~16:30 |
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定休日 | 不定休(月4~5日) |
住所 |
京都市左京区鞍馬本町252 Googleマップで見る |
TEL | 075-741-2009 |
アクセス | 叡山電車鞍馬駅下車 北東へ徒歩約2分 |
駅からも近く、鞍馬寺の仁王門は目の前
甘く炊かれた身欠きにしんがのせられた「にしんそば/1,000円」。にしんの旨味が溶け込み力強いおいしさに
老舗「ゆば長」のゆばを使用した「京生ゆばそば/1,100円」。ほどよい弾力を残したゆばがだしと絡み、旨さが倍増
「やまかけそば/1,000円」は、たっぷりの自然薯(じねんじょ)がのど越しのよい麺に絡み絶妙な味わい
民芸風の落ち着いた雰囲気の店内。座敷もあり1階と2階と合わせて74席。夏期は宇治金時などのかき氷が人気