さっそく、メインとなるイタリアンレストラン「Binario（ビナリオ）」へ行ってみましょう。

大きなガラス窓からたくさんの日差しが届く店内は、明るくてとっても開放的。雰囲気も抜群です！ホワイトとグリーン、ナチュラルな木の質感を大切にした洗練カジュアルな空間で、シーンを問わずに利用できます。

シェフを務めるのは、日本全国でイタリアンの普及に努めてきたサルヴァトーレ マッジョさん。本場の味を日本人にも楽しんでもらいたいと各地でレストランを開き、素材を大切にした絶品イタリアンの数々を生み出してきた人物です。過去にはとある有名料理番組への出演もあるのだそう！そんなサルヴァトーレシェフが仕立てるパスタや焼きたてピッツァに評判が集まり、ランチ・ディナー問わずに多くの人が訪れています。

ランチは3種類で、基本のAセットが850円、デザートやコーヒーがついたBセットが1,320円、メイン料理がついたCセットが1,980円（写真はBセット）。デイリーランチにはもちろん、ちょっと特別な日のおもてなしランチなどにもぴったりですね！

イタリアで育まれたスローフードの考え方をベースに、冷凍食品を一切使わず近くで育った野菜をたっぷり取り入れた、体と心にやさしい味わいを意識しているのだそう。「イタリア現地の味わいをそのままご提供しているんですよ」と、シェフもにっこり微笑みます。

野菜のうまみが溢れ出す前菜のフリッタータも、まろやかで口当たり抜群のトマトソースパスタも、一つひとつがとってもおいしくて素敵なランチタイムとなりました♪

お腹が満たされたところで、次は向かって左側にあるFABスペースにも行ってみましょう！

ちなみにFABとは、さまざまな工作機械を利用してものづくりを楽しめる施設のこと。「TOMO～NI」のFABスペースでも一般家庭では取り入れにくい3Dプリンタやレーザーカッターなどを備え、様々なものがつくれるように整えられています。

こちらはレーザーカッターで、紙や木材、アクリルなどの板を精密にカットしたり刻印したりできる機械です。オリジナルの看板やプレートなどを作りたいときに重宝しますね。レーザーの照度を調整することで刻印の濃さや深さを変えられます。

Tシャツや布製バッグなどに直接印刷できる、布用のプリンターも発見！オリジナルのTシャツ作りに役立ちそうです。

ほかにも、立体物が作り出せる3Dプリンターや、デジタルデータを読み込んで刺繍もできるミシンなども完備。制作意欲が刺激されます！

いろんな使い方ができそうだな～なんて考えていると、「試しにこんなのもできますよ！」と、スタッフさんがおもむろに何かを印刷し始めました。
しばらく待って出てきたのは……

あっ！ よく見慣れた私たちの誌面ではないですか！

瞬く間にK PRESSの表紙が印刷されたのでした♪なるほど～、このようにして便利に使えるのですね。例えばイベント時のスタッフTシャツをプリンターで簡単にロゴ入りにできるなぁ……などとアイデアがどんどん広がります！

なお、これからの時期は夏休みの自由研究や工作に利用する人も多いのだそうで、夏休みだけの特別なワークショップも開催中です！

クリアプレートに紐とレザーのモチーフを組み合わせたこちらは、知恵の輪のようなパズル。昨年の夏休み限定ワークショップにはなかった新作として今年登場します。それぞれのパーツをバラバラにできる構造なのですが、いくらやっても外れません……！

一つひとつのパーツは本当にシンプルなので、取り外せないのがとっても不思議。クリアプレートや木製の輪っかはFABのレーザーカッターで作られたものです。

ほかにも、オリジナルデザインのスタンプが作れたり

どうやって形を保っているのかわからない不思議な構造物が作れたりと、年齢や好みに合わせた多彩なワークショップがずらり（※ワークショップの内容は変更する可能性があります）。 公式HPや Instagram（@tomoni.pbs）および Instagram（@tomoni_staff）などで発信しているので、ぜひチェックして楽しみながらお子さまと一緒に夏休みの課題を行ってみてはいかがでしょう。ワークショップお申し込み、機材ご利用等については公式HPご確認の上お問い合わせください、とのことです。