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|特集|2024/01/09

KEIHAN BIOSTYLE PROJECT
ゼロホームの「苗木を還そうプロジェクト」

使った分の木を山に還す取り組みが、ビオスタイルプロジェクトの中で最も優秀な事例として選ばれました。

  • 森林資源の循環利用とCO2排出量の削減をめざして

    京阪グループの不動産業の一翼を担う株式会社ゼロ・コーポレーションは、環境への負荷を低減し、長く大切に住み続けられる「ゼロホームの100年住宅」の提供を推進しています。
    日本は国土の約67%が森林という世界有数の森林国です。しかし、輸入木材との競合による国産木材需要の減少や価格低下、林業の担い手不足などの課題を抱える中、植林し、山を育て、伐採する循環サイクルがうまく機能していません。
    こうした背景を受け、ゼロホームは2012(平成24)年から全ての新築住宅の建築に国産材を使用するなど、日本の豊かな森林を守る活動を始めました。

    森林資源の循環利用とCO<sub>2</sub>排出量の削減をめざして

    森林資源の循環利用とCO<sub>2</sub>排出量の削減をめざして

  • スギの再造林費用を寄付、森林づくりや国内林業の発展を支援

    ゼロホームは2021年から、1年間に引渡した棟数に使用した柱の本数分に必要な苗木を山に還すことで、健全な山や森林の循環サイクルに貢献する「苗木を還そうプロジェクト」の取り組みをスタート。木造住宅を建築し販売する住宅会社として、「使う」だけでなく「還す」ことにも注力し、苗木費用の寄付というカタチで再造林を支援しています。
    今回で3回目となるこのプロジェクトのこれまでの寄付金合計は約1,420万円となりました。この取り組みがSDGsの達成に貢献する素晴らしい活動として評価され、京阪グループの『KEIHAN BIOSTYLE PROJECT』において優秀賞として表彰されました。
    ※e-kenet Visaカード 『花まるクレジットポイント』でも「苗木を還そうプロジェクト」の再造林支援の寄付ができます

    今年4月、使用する木材の産地である宮崎県にゼロ・コーポレーションの社員が訪れ、スギの苗木を植えました。このスギが新たに豊かな森林をつくり、ゼロホームの家として生まれ変わります。

    今年4月、使用する木材の産地である宮崎県にゼロ・コーポレーションの社員が訪れ、スギの苗木を植えました。このスギが新たに豊かな森林をつくり、ゼロホームの家として生まれ変わります。

    森林の循環サイクルに貢献できる喜びを実感しながら植樹しました!

    (株)ゼロ・コーポレーション 片山 慎也

プロジェクトの概要と寄付額算定のイメージ

プロジェクトの概要と寄付額算定のイメージ

CO2排出量削減への貢献

※林野庁、日本国温室ガスインベントリ報告書、財団法人日本住宅・木材技術センター等の資料より算出

●苗木プロジェクトにともなうCO2吸収量

※単位:t

  2021 2022 2023 2024 2025 合計(t)
2021 28ha (寄付) (植林) 354.47 344.80 344.80 1044.07
2022 31ha   (寄付) (植林) 392.45 381.74 774.19
2023 29ha     (寄付) (植林) 367.13 367.13
合計     354.47 737.25 1,093.67 2,185.39

※初年度数値のみ植林年との合算

●お引渡し棟数分のCO2固定量

棟 数 361 388 365      
固定量(t) 4,148 4,458 4,190     12,796

[SDGs17の目標との関連性]

  • SDGs17の目標との関連性

    「苗木を還そうプロジェクト」を通して、植林・育林によるCO2吸収が促進され、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献しています。また、再造林の持続的なバックアップにより、林業の働き手の増加にもつながります。

さまざまな活動が見える、
ビオスタイルプロジェクトの新しいポスターを掲出

  • さまざまな活動が見える、ビオスタイルプロジェクトの新しいポスターを掲出

    現在、そして未来の暮らしに向けた森林の存在意義や森林を循環させることの大切さを伝え、ゼロホームの取り組み「苗木を還そうプロジェクト」の魅力についてご紹介しています。
    ※京阪グループの駅・電車内・施設などでポスターを掲出しています。

伊丹展示場(2023年8月オープン)

伊丹展示場(2023年8月オープン)

(株)ゼロ・コーポレーション

1981(昭和56)年、京都で創業。「不動産事業」「注文住宅事業」「建築施工事業」の3つの事業を柱に、住まいのプロフェッショナル・パートナーとして、安全・安心の家づくりを手掛けています。

BIOSTYLE PROJECT
(ビオスタイル プロジェクト)とは

  • SDGsの達成に貢献するため、京阪グループが取り組んでいる「循環型社会に寄与するライフスタイルの提案」に関わる活動です。人にも地球にもいいモノ・コトを楽しく無理なく取り入れて、健康的でクオリティーの高い生活を実現できる商品・サービス・事業を創り上げることを目指しています。

    【私たちが目指す姿】美しい京阪沿線、世界とつながる京阪グループへ【世界の共通課題】SDGs持続可能でより良い社会の実現→KEIHAN BIOSTYLE PROJECT。「BIOSTYLE」=“京阪版のSDGs”として、未来に向けた新しい活動を次々展開していきます。

  • SDGsってなに?

    「持続可能でより良い社会の実現」に向けて2030年までに達成すべき、世界共通の目標です。

    世界を変えるための17の目標

    BIOSTYLEってなに?

    京阪グループが提案する、「楽しみながら、健康的で良いものを自分らしく取り入れるライフスタイル」を表した言葉です。「体・心・地域・社会・地球にとって、健康的で幸せであること」という5つのガイドライン(=5GOOD)を設けて、プロジェクトに取り組んでいます。

    5GOOD
    ~プロジェクトの5つのガイドライン~

    GOOD for Health
    に良いか
    人々の健康的なライフスタイルを促進し、いきいきとした社会の実現に貢献する事業・取り組み
    GOOD for Minds
    に良いか
    ストレスのない社会、人々が安心・快適に暮らせる社会の実現、使って楽しい心地良いサービスの提供。働きがいを感じられる会社へ
    GOOD for Locals
    地域に良いか
    京阪沿線を中心に地域活性化や、地元の産業育成、地元の環境保全などに貢献できる事業・取り組み
    GOOD for Social
    社会に良いか
    すべての人々が幸せに暮らせる社会の実現、より美しいライフスタイルの実現に貢献する事業・取り組み
    GOOD for Earth
    地球に良いか
    地球温暖化対策、プラスチックゴミ問題など、地球規模での環境保全に貢献する事業・取り組み

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