重要文化財に指定される往生極楽院は舟底型に折り上げた天井が特徴。中には大きな阿弥陀如来坐像のほか、観音菩薩と勢至菩薩を安置する

有清園にたたずむ、苔むした小さなわらべ地蔵。弁天池脇に数体あり、参拝者を癒やしてくれる（杉村孝、作）

境内に安置される鎌倉時代の大きな阿弥陀石仏。約2.25mの高さがあり、往時の浄土信仰を物語る貴重な遺物と言われている

三千院の御殿門へと向かう階段。赤く染まるもみじが色鮮やかに出迎える

山門までの参道には木々が茂り、秋には赤や黄色に染まったもみじのトンネルが参拝客を楽しませる

豊臣秀頼が本堂を再建した際に伏見城から寄進された雪見燈籠や汀（みぎわ）の池など、美しい庭でも知られる

本堂の中心にある三坐像はいずれも重要文化財に指定されている

しっとりとした食べ応えの「レモンのケーキ／385円」。ミルク感の強い生クリームや酸味のあるアイシングとも好相性

「プリン風チーズケーキ／600円」。見た目がプリンだが食べてみるとチーズケーキ。チーズの風味がしっかり楽しめる

木の風合を生かしたシンプルでスッキリとした店内には、緑が見える大きな窓から日が差し込む

スパイスが利いた「自家製ジンジャーエール／600円」と「自家製レモネード／600円」は、どちらも爽快なあと口が魅力

大原野菜のおかずたっぷりの「お弁当／1,200円」や、地元のファンも多いもっちり系の「塩パン／450円」、「野菜と蒸し鶏のサンドイッチ／500円」は平日の予約販売

季節によってメニューが変わる3,850円のコース。メインに用意されるのが旬の魚介や地鶏の炭火焼き。ほかに前菜5種類やピザ、お椀などが付く

ぜいたくな時間を過ごせる趣のある店内。美しい庭や里山の景色を眺めながら食事が楽しめる

平飼い鶏の卵を使った、「大原地卵のだし巻き／450円」など、季節の食材を使った総菜メニューもお弁当同様予約販売する

おにぎりやカレーのほか、野菜たっぷりのおかずが楽しめる、「大原里の恵みビュッフェランチ／2,000円」

ビュッフェテーブルには、季節の野菜を使った常時13種類ほどのおばんざいのほか、サラダやみそ汁などが並ぶ

大原バス停から寂光院方面に向かう小道の古民家をリノベーション。地下水で入れるコーヒーも好評

「ちりめんさんしょ」や「くるみみそ」、「九条ねぎおかか」など、日替りで用意される5種類のおにぎりも食べ放題

「三千草弁当（みちくさべんとう）／3,850円」は、手提げ型けんどんの三段重に赤だし、ゴマ豆腐がセットになっている

しめじのうま煮などの山菜とマスの塩焼きなど魚菜、さらに太ゆばやひろうすなど、バラエティー豊かな内容の三千草弁当

「湯豆腐膳／3,000円」は、湯豆腐をメインに、ゆば饅頭やゴマ豆腐など、京の味わいが一度に楽しめる

大きな窓が印象的な50席以上ある広い店内はゆったりと席を配置。座敷席などもあり、時間のながれも穏やか