沿線おでかけ情報

京阪電車で行く 宇治・伏見

幕末の名残ある酒のまち 伏見

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酒どころとして有名な伏見も、宇治と同じく水と関わりの深いまち。以前「伏水」と書かれていたこともある、全国でも屈指の名水が湧き出る土地だ。良い水は、酒造りに欠かせないため、ここで酒造りが盛んに行われたのも当然の成り行きといえる。
そして伏見は、日本の歴史に深く関わっている土地でもある。有名なところでは、幕末の戊辰戦争で旧幕府軍と新政府軍が初めて激突した鳥羽伏見の戦場。坂本龍馬が大坂から船を使い、京都に入る際の定宿としていた寺田屋があったことも多くの人に知られているところだ。水と歴史にまつわる話が数多く残る伏見。時間を忘れてゆっくり過ごしてみては。

  1. 江戸時代の船旅を体験! 十石舟(じゅっこくぶね)

    江戸時代に大坂と伏見の間を行き来し、酒や米などの物品のほか旅行客なども運ぶ重要な交通手段だった輸送船。そんな船を現在は期間限定で、宇治川から続く、濠川を巡る観光船として運航。港町として栄えた往時の伏見に思いを馳せながらの遊覧はまた格別。

    十石舟

    運航期間12月3日(日)まで(予定)
    運休日月曜(祝日、10・11月除く)
    料金1,500円・小学生以下750円
    定員20名
    所要時間約50分
    出航時間10:00~11:20の間20分間隔、13:00~16:20の間20分間隔
    ※11月25日(土)〜12月3日(日)は15:40発まで。40分間隔の場合あり
    運航コース月桂冠大倉記念館裏乗船場~三栖閘門(みすこうもん)下船・見学(往復)
    Googleマップで見る
    TEL伏見観光協会 075-623-1030 ※乗船に関する問い合わせ
    アクセス中書島駅下車 北東へ徒歩約5分(月桂冠大倉記念館裏乗船場)
    URLhttps://kyoto-fushimi.or.jp/ship/
  2. 日本酒の歴史に触れる月桂冠大倉記念館(げっけいかんおおくらきねんかん)

    • 1909年建造の酒蔵を改装。酒蔵のまち、伏見らしい趣のある風景が楽しめるエリア

    • 実際に酒造りに使用されていた用具などを展示している

    • 平日1日1回(13:30頃~)限定で酒樽の菰(こも)巻きの実演を見る事ができる

    • 展示室の出口付近で湧き出ている「さかみづ」は月桂冠の仕込みの水にも使用されている

    十石舟が行き交う宇治川派流・濠川沿いにある酒の博物館。貴重な酒造りの用具や、380年以上続く酒造メーカー・月桂冠の歴史に関する資料などが展示されている。酒造技能者や記念館スタッフとともに館内や内蔵酒造場を巡る「酒蔵ガイドツアー」も好評。見学の後には記念館ならではの特別なお酒を試飲することもできる(20歳以上)。売店もあり、お土産にぴったりの日本酒や酒器などが取りそろえられている。

    開館時間9:30~16:30(受付は16:00まで)
    休館日12月28日(木)~2024年1月4日(木)
    入館料600円(3種類のきき酒付き)・13~19歳100円(お土産付き)
    酒蔵ガイドツアー 3,000円(入場料含む)
    ※実施日告知及び予約は公式HPにて
    住所京都市伏見区南浜町247Googleマップで見る
    TEL075-623-2056
    アクセス中書島駅下車 北東へ徒歩約5分
    URLhttps://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/museum/
  3. 飲んで食べて学べるキザクラカッパカントリー

    • ショップでは酒や酒器のほか、黄桜グッズを販売

    酒造メーカー・黄桜直営のお酒の施設。ビデオやパネル、ジオラマなどで酒造りについて展示する黄桜記念館では、黄桜のキャラクターであるカッパの資料も数多くそろえる。施設内にレストラン・黄桜酒場を併設。豊富な日本酒以外に出来立ての地ビールも味わえる。

    営業時間黃桜酒場/月~金 11:30~14:30(L.O.14:00)、17:00~21:30 (L.O.20:50)
    ※土・日・祝日11:00~
    黄桜商店/10:00~20:00 黄桜記念館/10:00~16:00
    定休日火曜
    住所京都市伏見区塩屋町228Googleマップで見る
    TEL075-611-9919
    アクセス中書島駅下車 北へ、または伏見桃山駅下車 南西へ徒歩約7分
    URLhttps://kizakura.co.jp/restaurant/country/
  4. 全国にある稲荷神社の総本宮伏見稲荷大社

    朱色の鳥居が連なる千本鳥居
    • 全国に30,000社あるといわれる稲荷神社の総本宮。楼門の両脇には狐の像がそれぞれ口に玉と鍵をくわえている

    • 初詣は商売繁昌を願う人々でにぎわう

    五穀豊穣、商売繁昌、家内安全のご利益があるとされ、1年を通じて、たくさんの参詣者が訪れる。参詣者の多くは、重要文化財の本殿をお参りし、朱色の鳥居が連なる千本鳥居を通り抜け、おもかる石に願いを込める。参道の店に並ぶきつねグッズにも注目したい。

    住所 京都市伏見区深草薮之内町68Googleマップで見る
    TEL075-641-7331
    アクセス伏見稲荷駅下車 東へ徒歩約5分
    URLhttps://inari.jp/

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