沿線おでかけ情報

京都市内エリア

歴史を大きく動かした史跡が点在する

歴史的舞台となった本能寺跡は、ひっそりと京都市内の一角にあります。移転再建された本能寺や、明智光秀の菩提をとむらう妙心寺「明智風呂」にも足を延ばした後は、京都ならではの洗練された料理やカフェを楽しむのもおすすめです。

本能寺跡ほんのうじあと

本能寺の変、炎上の地は今や石碑が残るのみ
法華宗の大本山。本能寺跡の位置から現在地へ1591(天正19)年に移転した現在の本堂は1928(昭和3)年に再建され、創立当時の室町時代の様式をとどめる(登録有形文化財)。本能寺の変前夜、織田信長に危機を知らせて鳴いたと伝わる「三足の蛙」の唐銅香炉を宝物館で展示している。

信長の首はどこ?

本能寺の変で光秀は信長の首を手にできず、生存説を否定できなかったことは痛恨のミス。結局誰かが本能寺から信長の首を持ち出したのか…。一体どこに消えたのでしょう?

本能寺の変当時、本堂のあった油小路通蛸薬師には「本能寺跡」の石碑が残されている
TEL
075-231-5335
住所
京都市中京区下本能寺前町522
時間
5:30~17:00(開門時間)
アクセス
京阪電車「三条」駅下車 西へ徒歩約10分
宝物館
時間
9:00~17:00
料金
500円
休館日
年末年始、展示替え日

妙心寺みょうしんじ

逆臣の汚名をすすぐ。菩提をとむらう明智風呂
臨済宗妙心寺派の大本山となる京都最大の禅寺。光秀の叔父にあたる僧・密宗が建てた浴室(明智風呂)は、重要文化財に指定されている。当時一般的であった蒸し風呂での入浴は修行の一環で、僧たちは汗をかきながら坐禅を組んだ。通常は非公開。

光秀の趣味は"蒸し風呂"?

親交があった吉田兼見(公家・神官)の日記に、光秀が何度か風呂を借りに来たという記述も残る。ここは通常は非公開ですが、そもそも風呂はのぞくものではない?

明智光秀の位牌は本堂にあたる仏殿(重要文化財)に置かれ、本尊の釈迦如来坐像に守られている
TEL
075-466-5381(参拝課)
住所
京都市右京区花園妙心寺町1
時間
境内自由
※明智風呂は通常非公開
休館日
無休
アクセス
嵐電(京福電車)「妙心寺」駅下車 北門まで東へ徒歩約3分、
北門から明智風呂までは南へ徒歩約5分
よりみちスポット

村上開新堂むらかみかいしんどう

名品を次代へ。
和洋新旧が交わる西洋菓子舗
1907年創業の洋菓子店。時代を超えて愛される「ロシアケーキ(1個190円)」など創業時から変わらないお菓子に加え、4代目当主が考案し、35年ぶりの新作となったプリンやマドレーヌも並ぶ。大正時代の町家に北欧家具を配したモダンなカフェも併設。
TEL
075-231-1058
住所
京都市中京区常盤木町62
時間
10:00~18:00
カフェは17:00(LO/16:30)まで
定休日
日曜・第3月曜、祝・休日
アクセス
京阪電車「神宮丸太町」駅下車 南西へ徒歩約12分
よりみちスポット

妙心寺 東林院食堂みょうしんじ とうりんいんじきどう

自然の恵みに感謝。お寺でいただく精進料理
「沙羅双樹の寺」として名高い東林院に併設された食堂。自然の豊かな滋味、そして「無駄を省いて手間省かず」という禅の精神を噛み締める「精進ランチ(2,500円税込)」は、季節の食材を活かしたおばんざい7種に汁物、茶飯などが付く。
TEL
075-463-1334
住所
京都市右京区花園妙心寺町59(妙心寺山内)
時間
11:30~15:00(2~16名、要予約)
※土・日曜、祝日のみ営業
アクセス
嵐電(京福電車)「妙心寺」駅下車 南東へ徒歩約15分

※ このページに記載の料金は特に断りのあるもの以外、すべて税抜表記です。

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