古代の堤防”茨田堤跡”がのこる
同駅は、昭和7年10月に営業を開始しました。
駅から北東へ徒歩約3分、住宅に囲まれた一角に茨田堤(まんだのつつみ)を守るために建てられたいう堤根(つつみね)神社があります。境内のすぐ裏手に大きな楠がありますが、このあたりが大阪府の史跡に指定されている茨田堤跡です。幅20mほどの堤は、約1600年前、淀川の分流であった古川の洪水から集落を守るため、仁徳天皇の命によって築かれたもので、「古事記」や「日本書紀」にも記されているように、日本最古の治水工事であると伝えられています。