沿線おでかけ情報
|特集|2022/07/01
祇園四条駅・三条駅下車
日本三大祭りのひとつ、祇園祭。平安時代の869(貞観11)年に疫病退散を祈願した祇園社(八坂神社)の御霊会(ごりょうえ)が起源とされ、千年以上の歴史を誇ります。様々な神事や行事が1カ月にわたって行われ、そのハイライトと言える山鉾巡行と神輿渡御が今年、3年ぶりに実施されます。応仁の乱をはじめ、災禍に見舞われるたび町衆たちが力を合わせて乗り越えてきた京都・伝統の祭りで、夏のパワーをいただきましょう。
【前祭(さきまつり)】
宵山:7/14(木)~16(土) 山鉾巡行:7/17(日)
【後祭(あとまつり)】
宵山:7/21(木)~23(土) 山鉾巡行:7/24(日)
駒形提灯(こまがたちょうちん)の風情
宵山(よいやま)
【前祭】7/14(木)~16(土)
【後祭】7/21(木)~23(土)
「コンチキチン」と祇園囃子の音色が響く町に、駒形提灯の明かりが灯る山鉾が並びます。各山鉾の町内では粽(ちまき)や御朱印、お守りなどが授与されます。
華麗な刀さばき
注連縄切り(しめなわきり)
【前祭】7/17(日)
前祭巡行の開始を告げる儀式。長刀鉾に乗った神様の使い、生稚児(いきちご)が四条通に渡された注連縄を太刀で切り落とします。これにより八坂神社の神域との結界が解かれると言います。
動く美術館!
山鉾巡行(やまほこじゅんこう)
【前祭】7/17(日)
【後祭】7/24(日)
前祭は長刀鉾を先頭に23基、後祭は11基の山鉾が都大路を巡ります。中でも四条河原町・河原町御池・新町御池の交差点で、山鉾を勢い良く方向転換させる「辻廻(つじまわ)し」は圧巻。
注目!
「くじ改め」も見もの!
7月2日(土)のくじ取り式で決まった順番通りに山鉾が巡行しているかを確める儀式で、各山鉾町の町行司がくじ札を見せる所作が見ものです。
注目!
約200年ぶりに巡行復帰!鷹山(たかやま)
応仁の乱以前からあった鷹山は、鷹狩りを主題とした3体の御神体像を乗せる人気の山でしたが、1826(文政9)年の暴風雨で大破し、巡行を休止する「休み山」に。幕末には大火でほとんどの懸装品(けんそうひん)も焼失していました。しかし今夏、約200年ぶりに後祭の山鉾巡行に復帰! 往時の姿を調査し復元された山はもちろん、京都市立芸術大学の学生がデザインした衣裳や裾幕(すそまく)も見どころです。
往時の鷹山(復元図)
作図:中川未子〈よろずでざいん〉
勇壮な3基がゆく
神輿渡御(みこしとぎょ)
【神幸祭】7/17(日)
【還幸祭】7/24(日)
前祭、後祭の山鉾巡行の後に行われる神事。御神霊を乗せた3基の神輿が17日(日)に八坂神社から四条寺町の御旅所へ向かいます。1週間鎮座した後、24日(日)に御旅所から八坂神社へと戻ります。金色の神輿が勇壮に動くさまは祇園祭のもうひとつのハイライト。
※本年は広範囲の氏子地域への渡御は行われず、八坂神社—四条寺町の御旅所間を直進します
※写真はイメージです
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